おぢゃっこ最新ニュース
改装工事は急ピッチで進んでいますが、行事は行事。
佐々木鈴優書道院では、夏休みの課題を見据えて書道教室でも提出用を書き上げていました。もちろんウチの娘もちゃっかり参加しています。
鈴優先生は毛筆の他、硬筆も習えるので大変お得感満載です。ここだけの話、ウチのスタッフも硬筆の指導を頂いたとかなんとか…。
誰だってきれいに書きたいとは思いますものね。
翌日はもっと大型のイベントがあるので、準備をしていましたが、何せ大規模な改装工事中。日が沈むとまともに明かりも取れませんのでやむなく中断。
この改装工事も、行政の各部署があれやこれや、一管轄くぐってはダメだし、次々次…と、簡単にダメ出しをされる度に膨大な予算が掛り、当初の倍近い 金額になっています。そのそれぞれの法なり条例なりの当初の目的を考えると…まるっきり無駄遣いな指導な気がしないでもないのですが、それは今後の時代の ために僕らが考え直す必要がありそうです。
すっかり暗くなり、一度家に引き返すと…そこに電話が。
「あら~、高木さんですか~?」と確かに聞き覚えのある声。
なんと、先月、当事業所に宿泊くださった石巻にボランティアに来ていた方です。「どうしました?」と聞く間もなく、「鳴子温泉に入りに行く前に近く通ったので、お顔を見に立ち寄ろうかと…」
本当に頭が下がります。ほぼ毎週首都圏からこちらまで出向き、今週もまた石巻でボランティアにいらしているんです。こういう方々のために税金は使われるべきな気がします。
はるばる被災の地まできて日が暮れるまで尽くし、こうして顔を見に来たと声までかけてもらえる…本当にありがたいことです。僕がしたことなど、ただ空いた部屋を用意しただけですのに。
本当に涙が出るほどうれしかったです。
(高木)